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グランド・オダリスク


最近気がついたら、家の子たち、俺のこと誰も、お父さんって呼んでないw
みんな、ゆいって呼んでくるw
あれかな、友達かな?
まあ良いんだけどね、今日も張り切っていこうか!
皆さん覚えてる?
スフィンクスオイディプス」で、チラッと出したよね。
ドミニク・アングル。
正統派の画家!
小賢しい真似しなくても、圧倒的な画力で見るものを納得させる。
俺は、タッチなんかラファエロの影響がでかいなーって思うんだけどさ、いいよね!
いいでしょ、「グランド・オダリスク」って言う作品なんだけどね。
なんか、静寂でさ固定的な感じが実にいいんだよね!
ギリシャ彫刻みたいなさ、圧倒的な存在感があると思うのよ。
たださ、なんかバランスおかしくない?
ねえ?
わかるでしょ、正確な人体じゃないよね。
え?コイツまさか、デッサン出来てない人???
違うんよ、アングルはね、デッサンめっちゃ重要視してたのよ。
絵画において、一番重要なのは、色彩でも、明暗でもない、形の正確さだっつってたのよ。
で、これよ。
「グランド・オダリスク
いやいやいや、アングル先生!
背骨多くねっすか?
当時から、言われてたからね、背骨三本は多いねってw
今、学者が研究して、いや、これは正確には五本多いですね、とか言われてるけど、どっちでもいいからw
うるせーってんだよ!
問題は、そこじゃねーんだよ!
あれだけ形が重要っていってた人がよ、こんな誰が見たって、長い背中を描いたのかってことよ。

まあ、これまあ、これ見てよ。
「ヴァルパンソンの浴女」ってんだけど、28歳の作品よw
もっと若い頃の作品。
抜群の巧さだよね。
この2つを比べるとよく分かるんだけど、優雅さというかね、エロさというか、全然違うでしょ?
魅惑な感じよ。
断然「グランド・オダリスク」でしょ。
これね、アングルが初めて、形の正確さじゃなくて、美しさを追求した作品なのよ。
女性らしさを、表現するための実験的な作品だよね。
俺はね、これすげえ評価してんのよ、むしろなぜこれを追求していかなかったのかが疑問だよね。
ビビっちゃったのかな?
みんなが、変だ、形がおかしいって言うからw
もっと行って欲しかったねー。
でも、そしたら後々の名作も生まれなかったからねー、あー難しいwモキュモキュするーーーー。
でもね、その女の魅惑だけじゃないのが先生なんだよね。
なんと言っても、肌の質感を追う目!
ネチネチとした執着心みたいなのがさ、画家の目を通して感じるよね。
ネトっとした、エロさったらなくない?
アングルはさ、この他にも、同じテーマで描いてるんだけど、これだけなのよね、異常なデフォルメをしてんのは。
やっぱさ、画家のチャレンジを感じずにはいられないよ。
漫画描いてる場合じゃないよね俺w
まあ、明日で終わりよ!
あんね、話変わるんだけどさ、漫画家なめてたわー。
手が痛いのなんって、よく腱鞘炎になるじゃない漫画家さん、今はすげーわかるよねw
あんね、人の仕事文句言う前に一回やってみろって思うよね。
すげえーよみんな。
アングルもすごい!漫画家もすごいだよ!
ただ、今一番すごいのは医療機関で働いてる皆様です。
その人たちのこと考えたらさ、黙って自粛してろと思うよね。
まじ、飽きたら漫画描いてみなよ、あっという間にに1日終わるぜ。
まあ、それはそれで大事のんだけどさ、話戻すとね、もちろん「グランド・オダリスク」は、大好きな作品なんだけどさ、次アングル先生やる時は、最高傑作の「トルコ風呂」やりたいよね。
アングルの晩年の最高傑作よ!
楽しみにしててよ。
ってかさ、こんだけ書いてさ、ただ間違えて背中長くしちやってただけだったら最高だよねw
逆にそうあって欲しいよw

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