artchango

芸術・絵画・アート・映画・ときどき俺のこと

オランダの室内


今日は、一人でスーパーに買い物に行って来たよ。
前も言ったけどさ、今ここサンミゲルでは、スーパー、一人しか入れないのよ。
なんかあれね、昔の人がさ、狩りに出かける感じよw
危険だけど、食料調達に出かけるお父さんって感じw
じゃあ、行ってくる!留守は頼んだ。
みたいなねw
いやー、コロナいつ終わるんだろうね。
俺の予想では、一年ぐらいかかるんじゃね?って感じよ。
この状況でさ、ずっと同じこと続けてる奴ってアホだなーって思うよね。
俺なら、新しいこと始めるよね。
漫画もその一つよ。
人に会わずに、出来るビジネス探さねーでどうすんだって思うよね。
今回、大丈夫でも、繰り返し来るぜこれは。
絵も人と会わずにできるって意味では、その一つだけど、ギャラリーが開かねー限り、絵売れねーからなー。
そういう意味では、あんまり頼りにならない収入だよね。
別の収入源探さねーとバカだよね。
だってコロナ一年続いたら、俺の個展無いもんねw
まあ、まだまだ金になるようなもんはできねーけどさ、準備しねーとな!
今のうちに育てとくんだよ。
俺は、仕事と命を天秤にかけるようなバカにはなりたくないね。
危険ならすぐ逃げるよねw
生きてるからこその人生だかんなー。
みんなも、家で出来る仕事探して、頑張っていこうぜ!
さてさて、来ましたね絵画の暗殺者、ジョアン・ミロ
まあ、何点か好きな作品あるんだけど、後半の抽象はあんまり好きじゃねーんだよね。
やっぱね、完全なる抽象って難しいよね。
クレーなんかの方がいいよなー、色とかもさ、もっと深いし、リズムがあるんだよね。
ミロは、なんか、俺見つけちゃった!
って、そこに甘んじてる感じがするんだよねー。
いや、まだいけんだろ!って言いたくなるんw
ただね!
もう、まじな話、初期の作品はすげーいいのあるんだよ。
シュールレアリスム時代ね。
つってもね、フォービスムとキュビスムの影響からのシュールレアリスムだから、ちょっと種類が違うんだよね。
ここがさ、絵画の歴史の難しいとこでもあるんだよね。
実は、こっちの方が近いんじゃねーかな?
でも、時代的にあっちに入れときます!みたいなのって結構あるのよ。
まあ、それにつけても最高だから大丈夫!
今回のさ「オランダの室内」はさ、ちょうどその間、シュールレアリスムから抽象へ向かう途中なんだけど、いいよねー。
ミロは、あと何回かは、やんねーといけねーのがあるんだよね。
最高にドキドキすんのがさ、まだまだあんのよ!
いや、これも最高よ!
これなんだけどね。
これさ、元絵があるんだよ。
ほら!

ヘンドリック・ソルフって画家の、「リュートを弾く人」って言うんだけどさ。
ヘンドリックのこの絵は、俺ね全然好きじゃないんw
でも、この絵に目をつけたミロはやるなあーって思うよ。
結局ね、自分の絵をさ、更によくする為のさ、材料って自分の絵からより遠いとこから探した方がさ、面白れー化学反応が起きるのよね。
それをよく知ってるなーって思う。
でも、それってやっぱすげー難解でさ、遠くなればなるほど料理が難しくなんのよ。
ほら、この前、マーク・ライデンがさ、ミロから発想を得てさ、作品描いてたじゃない。
あれも、自分からほど遠い作品から着想をえてるでしょ。
ピカソも、すげーいっぱいあるんだよ。
そう言うの。
すげー奴らって、みんなそう言うのできてんだよね。
俺も日々探してるからね。
いやー、この作品いいでしょ。
元絵と比べると、よくわかるんだけど、リュート弾きはさ大胆にデフォルメされてさ、全く違うモノになってるんだけど、ギリ形がわかる絶妙さね。
頭なんかさ、なんか細胞見たいに見えるじゃない。
真ん中の赤いところとかさ、顔が描かれてるんだけどさ、小鳥がチューしてるみたいにも見えるんだよね。
あとあと、顔の白いとこに、小さくダリみたいなヒゲが描かれてんだけど、絶妙じゃね?
頭から出てる鳥?帽子なのかな?
わかんないんだけど、好き!
でよ、細かいモチーフの大胆なアレンジね。
リンゴとかさ、ナイフで皮むかれててさ。
壺なんか、足跡見たいになっちってるしねw
かわいいよね。
犬と猫も、めっちゃかわいいく描き直されてるよね!
なんかね、いちいちかわいいん。
あと、俺がめっちゃ好きなとこが、窓の外の景色!
池をさ、魚が泳いでたり、鳥が休んでたりしてんのがさ、なんか見てて飽きないんだよね。
俺もね、自分の絵の細部にサイドストーリー入れたりするんだけど、ミロの影響は大きいよね。
やっぱ、見てて飽きない絵、楽しく想像力を刺激してくれる絵って好きなんだよね。
でさ、やっぱり色!
かわいい!
あんまり色使ってないんだよね。
同じ色をさ、上手にバラしてあって、すごい楽しい雰囲気に作ってんの。
バランスと構成力がずば抜けてんのよね。
これねー出来そうで難しいんだよー。
ミロはね、表面的には凄い楽しいんだけど、実はすげえ知的な作品が多いんだよね。
どうしたら、伝わるかってのをさ、モチーフや色でさ、細かく計算して作ってるよなーってのがさわかるんだよね。
モチーフの分解、再構築もさ、すごい繊細な仕事だよ。
空間のとり方も、ステキなバランスでしょうが!
ミロは美を追求した画家の一人だってことは間違いないよね。
いやーお腹すいたー。
夜中のラーメンは危険だから我慢しよ。
またね。

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