artchango

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星月夜


やっときたよー!
エドヴァルド・ムンク
長かったね!
楽しみだった?
今回ね、書く絵は決まってたん、俺ムンクの絵でそんなに沢山すきな絵ないから。
ただね、人生調べたら面白かったよ。
まあ、何回かムンクの絵は取り上げる予定があるから、小出しにしていくけどねw
やっぱさ!
いやームンクと言えばね、叫びでしょ!
でしょでしょ!
教科書にも載ってたもんね。
凄いよねー!
何が?
もう、全然好きじゃねーのよ、ムンクの叫びw
だから、ムンクの叫びじゃないよー!
ムンクなのに!
そもそも、あの叫びって叫んでるんじゃなくて、耳塞いでるって絵らしいよ。
あんま良く知らんけどw
勝手な事言ってごめんなさいw
ってかってか、ムンクってさ、ノルウェーの画家って知ってた?
俺知らんかってんw
どうせ、フランスだろっとか思ってた。
時には、調べるって大事だよね。
なんかさ、ムンクの叫びしか知らない人って多いでしょ。
絵上手いん?って思うよね。
うん、この人もフツーにうまいからw


なー。
これが初期の頃の作品よ。
もうさ、うまく描くとかいちいちなんとも思わなくなるよね。
結局さ、自分らしさとかさ、自分が描きたいものってのをさみんな探究するんだよね。
ムンクはさ、俺の中で、人間と死について表現し続けた画家。
なんだよね。
お姉さんを若くして失くしたってのは、ムンクにとって、すごい大きな喪失だったみたいで、それから、死について描くようになっていくん。
人の内面にある、こう、なんて言うか、マグマのように煮えたぎる何かを描こうとしている気がするんだよなー。
なんかさ、燃え上がる情熱の中に寂しさがあるんだよね。
そこが好き。
俺にとってムンクはね。
ゴーギャンの思想を持った、ゴッホロートレックの絵画様式を武器にした画家!
そんな感じです。
苦しみと愛情を同時に描く!
そんなさ、素晴らしい画家の一人よ。
そうそう、忘れちゃいけないのがさ、ムンクって自分の絵を、子供たちって呼んでた事なんだよね。
その気持ち好き。
俺も自分の絵大好きだから、ホントよく分かる。
いやー、今日はね、長くなったね、前置き。
さあ、そんなムンクの、ね!
そんなムンクの「星月夜」どうよ?
この、色の美しさ!
信じられない色使い。
ゴッホみたいなさ、力強さみたいなのは無いんだけど、なんかさ泣けてくるんだよね。
この絵みると。
ピンクが黄緑が、黒がっとか、もうどうでもいい。
色が色じゃなくなるんだよ。
この絵の前に立ってごらんよ。
いいの、イメージでいい。
なんかさ、知らない土地でさ、たった一人で丘の上に立ってさ、夕焼けが沈んで、空が青暗く紫に染まっていって、星が少しずつ見え始めて。
そこで何を思う?
俺は、そんな星月夜に見えるんだよね。
めちゃくちゃキレーなのに切なくて。
心にストーンって水滴が落ちて、静かに波を揺らす。
そんな感覚になる絵なのよね。
俺はね、この絵すきなんだよ。
皆んなはどう感じるかなー?
ムンクはね、こんな事を思ってた悲しい心の画家なんだよ。
「病と狂気と死が、私の揺りかごを見守る暗黒の天使だった」

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