コロナの事、完全になめてるよね日本人って。
みんなさ、とんでもないことに気がついてないと思うん。
台風、地震、水災害、コレのどれかは必ず毎年やってくるよね、日本。
災害大国なんだよ。
よく考えてみ、コロナとのWパンチ、被災した人たちがさ、避難所に集まってよコロナ爆発してみ、地獄が始まるよ。
医療なんて、あっという間に崩壊するぜ。
だからさ、日本のコロナは夏が来る前に、早期収束に力注がないとやばいんだって。
わかんねーかな？
自粛ぐらいで済んでる今は、まだ楽だと思った方がいいと思うんだけどなあー。
こんな終わってる世界に、明るい絵を贈らない俺w
ジョン・エヴァレット・ミレー。
「オフィーリア」
ラファエル前派の一人ですね。
ラファエル前派ってのは、自然を正確に描くことが最も美しい芸術だっていう人たちです。
っていうのが、俺の解釈。
うん、たぶん間違ってないw
まあ、皆さんご存知の通り、シェイクスピアのハムレットですね。
恋人に裏切られて、親父を殺された、半狂乱で川に身投げし死を迎える女性、オフィーリア。
残念ながら、舞台見たことないから、どんな風なシーンなのかイマイチ良く知らないんだけど、こんな絵みたいには表現出来てないでしょ！流石に！
このシーンがさ、何が美しいって、古い歌を歌いながらゆっくり沈みながら溺死していくっていうシーンなワケよ。
まず、シェイクスピアはすげーよ。
うん。
でさ、そを受けての、ミレーのこの、想像力、演出の天才さったらないよね。
少しずつ水に沈んでいく様子を、こんなに美しく描いた絵画はないでしょ！
この、オフィーリアの死は、最も詩的で美しいと称される場面なんだけど、ミレーはそれをビジュアル化した天才だよ。
モチーフの意味付けも素晴らしくてね、赤いケシは、死と眠りの象徴であり、首のスミレは純粋さ、とにかく、全ての草や花が判別可能という恐ろしさ！
ミレーの写実力を、存分に楽しめる作品であることも間違いなく！
でね、この絵、風景と人物が別々に描かれてるんだけど。
モデルを服着せたまま、浴槽に入れて描いたって記述が残ってるんだって。
しかも、モデルさん風邪ひいたらしいよ、あまりにも長時間やらされて、お湯がさめちゃったんだってさw
で、モデルのお父さんから、訴えられたらしいよw
で、背景なんだけど。
ホグズミル川って言う川が、モチーフなんだけど、なんと！半年描いてたらしいよw
キチガイw
すごい根気w
でよ、もう一つの魅力がさ、この絵ってリアルなんだけど、ファンタジーっぽいんだよね。
なんか、夢物語って感じがさたまらんのよ。
妄想がいくとこまでいったって感じがやばいよね。
あとね。
川岸に、髑髏が描かれていると言われてるんだけど。
まあ、ガイコツと言えば俺！
と言われている、俺からすると。
コレはですね。
・・・。
髑髏ですね！w
もうね、髑髏にしか見えないw
これは髑髏でよし！
コレが意図してやってたら、まじ最高！
更にさ、この色彩の演出は天才だよね。
なんなんだろうね、確かに写実的な描き方ですごいんだけど、それだけじゃなく無い？
写真じゃないんだよなー、やっぱ絵としての色彩なんだよね。
いやーすごい！
でね、もう、色んな画家が描いてるわけだけどもさ、まあ、見てよ。
カバネル
レオポルド
ガストン
なかなかいいのあるけどさ、やっぱミレーのオフィーリア最高に美しいよね。
頭一個抜けてる感じがしない？
流石です。
でもね、発表した時、思ったほど受けなかったらしいよ。
何でだろうね？
これは、ちょっと分かんないなあー？
世界の七不思議だよ。
ただね、忘れちゃいけないのが俺の愛するルドンのオフィーリアよ。
これはこれでさ、可憐な一枚だよね。俺ね、絵的には、実はこっちが好きなんw
この、オフィーリアが最高って思うんだよねー。
まあ、これは好みの問題で、ミレーのはやっぱ素晴らしいよ。
なんかね、こうしてさ、シェイクスピアに、インスパイアされたミレーが描いたこの絵に、後世の画家が刺激され、更に素晴らしい作品を描いていく。
こう言うのって、素晴らしい芸術の連鎖だなーって思うんだよね。
さて、俺もそろそろオフィーリアを描きましょうかね。
ちなみに、俺の中の構想にあるオフィーリアは、花と一体化しながら溺れ死ぬオフィーリアよ。
いつか、描きたいね。
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